抽象的ではなく具体的なものを定める

家事の担い手となることが多い女性にとって、仕事との両立を図るのは難しくなりがちです。両方共にしっかりと行えるようになると言う目標を掲げて努力する女性も多いものの、破綻してしまうことは少なくありません。働く女性にとって大切なのは目標管理を行うことであり、仕事と家事の両方について適切な目標を立て、自己評価を繰り返していけば両立できることは多くあります。
しかし、その事実を知っていても破綻してしまう女性が多いのが実情です。破綻してしまっているのは目標が抽象的すぎて、行動に結びつかないことが原因の場合がほとんどとなっています。しっかりと行うと言うような抽象的な目標を立てているために、何がしっかりとの定義なのかが分からずに漠然と家事や仕事に携わっている場合が多いのです。大切なのは具体性で、何をどのように行うようにするかを明確に定めると行動に移せるようになるでしょう。毎日朝は何時に起きて、何時までに朝食の準備と洗濯を終えて、家族で朝食の時間を楽しむと言う具体性を持っておくと良いのです。
目標管理をする上で良くあるミスはただ目標があって、それを評価できれば良いと言う考え方をしてしまうことに他なりません。最も重要なのは評価がしやすいように具体性をできるだけ高めることであり、その目標がどれだけ達成できてきたかを誰が見ても分かるようにすることなのです。抽象的な目標から具体的な目標に切り替えをするだけで行動力が高まり、仕事と家事の両立を達成しやすくなることは知っておくと良いでしょう。